
教えて! いろはちゃん AIはどうやって言葉の意味を理解するの?
教えて! いろはちゃん AIはどうやって言葉の意味を理解するの?
ロボマインド・プロジェクトが商業誌に載りました。
日刊工業新聞社の「機械設計」 2019年3月号です。
なぜ「機械設計」なのかは置いといて、AIについて書かせてもらうことになりました。
せっかく書くなら、AIの本質について書いてみよう。
最近流行りのAIだけじゃなく、AIを俯瞰して、AIで何ができて、何ができないのか。
今のAIの本質的な問題は何なのか。
そして、その解決策もズバリ書いてます。
せっかく読んでもらうなら、一般の人にも楽しく読んでもらおう。
中学生でも楽しく読めるようにしよう。
そうだ、いっそ、ラノベにしちゃえ!
編集長からは、初めて商業誌に原稿を書く人は、たいてい修正をお願いすることになって、
半年から、長い人で3年くらいかかって掲載されると言われてたので、
それなら、思いっきり書きたいことを書いて、あとは修正してもらおうと思って好きなように書いてみました。
それが、
教えて! いろはちゃん
AIはどうやって言葉の意味を理解するの?
です。
原稿送って、1か月。
何も音沙汰がないので、多分、ボツになったのだろうと思ってたら、
来月号に載せるから、3日で校正するようにと返事がありました。
まさかの、修正なしの一発OKでした。
う~ん、逆に怖い。
たぶん、いろんな意味で編集部の想像を超えてたんじゃないかと・・・
こんな理論聞いたことないぞ?!
間違ってるのか、正しいのか、専門家に聞いても分らないぞ。
そもそも、「いろはちゃん」って・・・、いる?
ええい、なんだかよくわからないけど、このまま出しちまえ!
たぶん、そんなことでしょう。
(全て僕の妄想です)
今回の記事は単発記事です。
ですが、本当に面白い話は、この後に続きます。
物を認識するってどういこと?
感情はどうやったら発生するの?
心って何?
どうやったらコンピュータに意識が発生するの?
そんな、今までのAIを根本から覆す危険な話を書きたいのですが、日刊工業新聞社が書かせてくれるかどうか・・・
ただ、読者からの要望が多ければ、連載せざるを得ないでしょう。
そこで提案があります。
3月号の「機械設計」の読者カードから、
「教えて! いろはちゃん」を推薦してください。
感想も書いて送ってください。
これがきっかけで、AI、いや、世界が変わるかもしれません。
久々のブログ更新ですね。
ラノベも書けるとかすげー才能だw
これはSFでしょうか?
自分も書けるようになりたいなあ(^^;
あと、気になる情報ですけど
最近、ディープラーニングのアルゴリズムで
敵対的生成ネットワークというのがあるのはご存じかと思います。
特に驚いたのは以下の記事です。
リアル写真と判別不能なレベルの偽画像をAIが生成可能になるGANs向けアーキテクチャをNVIDIAが作成
https://gigazine.net/news/20181219-nvidia-style-based-generator-architecture-gans/
凄いと同時に恐ろしさも感じます。
ここまで来ると、もう写真に証拠能力はないと言えるのではないかと思います。
たしか田方さんは、AIに創造性はないと否定していたと思うのですが
このアルゴリズムなら、AIにも創造性はあると私は思うのですが?
人間だって同じように学習しないと新しい作品は生み出せませんし、そこは同じかと思います。
karat様
コメント、ありがとうございます。
ラノベを書きたかったわけじゃないのですが、できるだけ分かりやすく書こうとしたら、ラノベになってしまいました^^;
敵対的生成ネットワーク、すごいですよねぇ。
たしかに、怖いです。
「教えて!いろはちゃん」でも書きましたが、ディープラーニングではルールを学習できないですが、ルールさえ適切に与えれば、間違いなく人間より上手に学習できます。
ロボマインド・プロジェクトで作ろうとしてるのは、人間の心のルールの部分です。
ルールさえ間違ってなければ、人間が応答するのと同じように応答できるようになります。
つまり、人間と同じように会話や雑談ができるようになるわけです。
そのルールが完成すれば、敵対的生成ネットワークを使って学習させれば、人間以上に人間らしい? 応答ができるAIができるわけです。
相手の気持ちを考えて、相手を気遣い、どこまでも謙虚で、相手自身に気づかせるような完璧な返答をしてくれるAIです。
そんなのができたら、人間が生きてる意味って何?ってなりますよね。
いや、本当に恐ろしい時代が来るかもしれません。