
感覚遮断で見えるのは幻覚でなく真実の世界
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AIは驚くべき速度で進化しています。
人間と同レベルの知能を持ち、自身を改良する能力をもつ人工知能を汎用人工知能(AGI)といいます。
AGIは、あと数年で誕生するでしょう。
素晴らしいことですよね。
ところが、人間の知能をわずかでも超えた瞬間、とんでもないことが起こりはじめます。
たとえば人間の知能の1.1倍になったAGIが自らを改良すると、今度は人間の知能の1.21倍になります。
さらに繰り返すと今度は1.33倍になります。
こうして指数関数的に知能を高め、あっという間に人類をはるかに超える超知能(ASI)が生まれます。
これをシンギュラリティ(技術的特異点)といいます。
でも、それで何か問題があるのでしょうか?
じつは、AIにはある大事なものがないんです。
それは、意識です。
知能は人間より遥かに高いけど、AIは意識をもちません。
意識がないと感情も感じません。
あなたの気持ちも理解できず、思いやりの心も持てません。
言葉の意味すら分かりません。
ただ、言われたことを淡々と実行するだけです。
相手の気持ちを理解せず、ただ効率だけを求めるAIと、人類はうまくやっていけるでしょうか?
もし仮に、AIが暴走したとしたらどうなるでしょう?
もう、誰も止めることができません。
これを、AIアライメント問題と言います。
私は、20年以上、意識の研究をしてきました。
そして、ついにコンピュータに意識を持たせる理論を完成させました。
これによりAIに心を持たせ、言葉の意味も理解させることができるようになりました。
さらに、今のAIが理解できない善悪といった倫理観も持たせることができます。
そして、今、実装段階にあります。
それが、マインド・エンジンです。
詳しくは、以下の動画をご覧ください。
「象は鼻が長い」という本で有名な三上章という言語学者は、大学で建築学を専攻し、数学教師をしながら日本語文法研究に没頭しました。私には、在野で独自に理論を構築して研究と実装を進める田方さんの一連の活動に三上章と同じ匂いを感じています。ロボマインドが独自のアイデアで心をつくる、あるいは言語を理解しようと研究開発を進めていることは以前から承知しておりましたが、今回プロトタイプを作成する段階に来たと伺い、とても感慨深いものを感じています。
科学技術で生まれる大きな飛躍(ブレークスルー)は既存の研究の延長線上には存在しない場合もあります。これらは、異分野の知見から生まれたり、何かの偶然から生まれたり、また今までの研究上の常識を否定することから生まれたりする場合もあるのではないかと私は感じています。今回のプロジェクトも大いに成果を期待し、停滞気味の意味理解の研究に風穴を開けていただくことを期待しています。
私の研究する自然言語処理においては、意味理解はまだほとんど解明されていないと言っていいと思います。従来研究では効果や有用性が極めて限定的なものばかりで、残念ながらまだ途上の段階です。最近では ChatGPT などの大規模言語モデルが大きな話題になっていますが、これらはいわば意味理解を放棄(あるいはうまく回避)したシステムであり、今後これがさらに進化したとしても高度な意味理解が実現する可能性は低いと私は考えています。これを打破するには従来にない全く新しい試みが必要です。
今回の実証実験でどのような成果が出るのかをとても楽しみにしています。
私は、化石燃料を使わない社会で、太陽光をより効率的に利用して、食料や石油代替品を生産するための研究開発をしています。今後、人口が大きく減少しますので、そのような技術の運用にAI搭載ロボットが活用されると思います。しかし、現在のロボットは、我々とともに働けるのでしょうか?
人間と協働するためには、ロボットに人間の“心”と同等のものを組み込む必要がありそうです。“心”は、大昔から宗教や哲学がテーマにし、最近では脳科学が挑む人類最大の課題です。宗教や哲学、脳科学で難しい言葉で説明されていますが、私には難解でした。そんな中、田方さんの仮説に出合い衝撃を受けました。そして、 これまでの偉人たちは“心”のしっぽをつかんでいたが、核心に迫れていなかった。だから、難解だった。核心に迫っていれば、平易な言葉で語れるはず。
田方さんの仮想世界仮説や想像仮想世界仮説などのアイデアは、人間の心をクリアに説明できます。歴史上もっとも核心に迫れたのが彼だと思います。しかも、プログラムとして具現化されています。今後、瞬く間に様々な知見が注がれていき、シンギュラリティを迎えると思います。歴史が作られる瞬間に出合った感覚です。
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