【マインド・エンジン】絶対不可能といわれていたコンピュータによる言葉の意味理解。ついに成功したので公開します。
言葉と文字、どっちも同じようなものと思っていましたけど、全然違います。
何が違うかというと、言葉は進化で獲得したものです。
だから、誰でも自然と身に着けます。
人類は、7~20万年前から言葉を話したといわれています。
これが進化のスケールです。
一方、文字を獲得したのは、たかだか5000年前です。
これは進化でなく、学習です。
何が違うかというと、進化で獲得した言語は脳の中に、生まれたときからある機能です。
でも、文字を認識する機能は脳の中にありません。
たまたまあった別の機能を、生まれた後に転用しただけです。
生まれた後に獲得するのが学習です。
もう少し詳しく説明します。
まず、人類は進化で体毛が減少して、顔がツルツルになりました。
すると、人類は、顔で個体識別するようになりました。
これは、顔のわずかな違いで個体識別する機能が脳の中に生まれたことを意味します。
5000年ほど前、人類は、言葉を粘土板に書き留めることを思いつきました。
文字の発明です。
この時使ったのが、わずかな形の違いに反応する脳の機能です。
つまり、顔認識個体識別機能です。
地球という環境で、進化の過程でたまたま獲得した顔認識個体識別機能を使って、たまたま文字を生み出したと言えるでしょう。
何が言いたいかというと、宇宙人が文字を使ってコミュニケーションしている保証なんかないってことです。
宇宙人がいたとして、人間と意思疎通できる可能性は限りなくゼロに近いと言わざるを得ません。