感覚遮断で見えるのは幻覚でなく真実の世界 

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毎回、ここの動画紹介の文章を書くのって、結構、悩むんですよ。
こんな時こそ、ChatGPTの出番です。

感覚遮断をテーマに、くすっと笑える短いエッセイで書いてもらいました。
アイソレーションタンクを使ったネタだけど、全然笑えないし、しかも長い。

そこで、今度は「笑えない話」でお願いしてみました。
そしたら、アイソレーションタンクの中で、亡くなった父を思い出したという話でした。
どうしても言えなかった「ごめん」という言葉が出てきて、静かに泣いたという話です。

確かに、笑えないけど、「笑えない話」ってそういうことじゃないのよ。


ChatGPTの話を読んでたら、父の最期を思い出しました。
末期がんで痛み止めでほとんど眠っていて、もう長くないと言われていました。
たまに目が覚めたとき、小さい声で、一言話すぐらいがやっとという状況でした。
そんな日が何日か続いたときです。

ある時、ヒゲを剃ってほしいと言われたので、僕は、家からシェーバーを持ってきて、父のヒゲを剃りました。
たぶん、父のヒゲをそるなんて、生まれて初めてです。
顎の下がうまく剃れず、皮膚を伸ばして何とか剃ろうとしていたときです。

 

「イテッ」

 

父が、思いのほか、大きな声を出しました。
ちょっとやりすぎたかと思いながら、まだ、これだけ生きる気力が残っていたのかと思いました。

 

結局、「イテッ」が父の最期の言葉となりました。

 

どうしても言えなかった言葉

 

「お父さん、ごめん」

 

それが、今、自然と出てきました。

 

 

ChatGPTよ。


笑えない話というのはこういう話をいうんだよ。

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