最も恐ろしいドラッグは? 60年代の西海岸を生きたオリヴァー・サックスが語る

最も恐ろしいドラッグは? 60年代の西海岸を生きたオリヴァー・サックスが語る

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今、読んでいるのがオリヴァー・サックスの『幻覚の脳科学』です。
オリヴァー・サックスといえば、映画『レナードの朝』の原作者として有名です。
映画ではロビン・ウィリアムズが真面目でおとなしい研究者を好演していました。
実際のサックス博士も、患者の話をじっくり聞く、優しい先生だったようです。

経歴を見ると、1962年にカリフォルニア大学の研修医となっています。
おや、60年代のカリフォルニア?
ちょっと気になりましたけど、気にせず、読んでいました。
そしたら、やっぱり出てきました。

当時のカリフォルニアは、誰もが普通にLSDをやってたようです。
サックス博士も例外ではありません。
というか、思っていた以上にのめりこんでいたようです。
ほとんど、薬物依存です。

その体験も、かなりぶっ飛んでいます。
サイケデリックな光景が見えるのなんか、まだまだ、序の口です。
一番恐ろしいのは、普通に訪ねてきて、普通に会話してた友達が、実は、すべて幻覚だったって話です。
何もない空間に向かって、ずっと話しかけていたそうです。

いやぁ、これは怖いですよねぇ。
そして、そんなドラッグ漬けの生活から、いかにして立ち直ったか。
なかなかドラマチックな人生です。

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