ついに公開します。 開発中の自然言語の意味理解システム
マインド・エンジン
絶対不可能と言われてきた、自然言語の意味理解。
なぜ、言葉の意味理解は不可能なのか?
じゃぁ、最新の自然言語AIは、何をしてるのか?
マインド・エンジンは、本当に言葉の意味を理解してるといえるのか?
デモを交えて、詳しく解説しています。
まずは、ご覧ください。
マインド・エンジン公開おめでとうございます。 今までにないタイプの自然言語処理ですね。 人間が頭の中で考えているようなわかりやすいイメージです。
ところで、このマインド・エンジンには懸念があります。 Cycプロジェクトの常識みたいに、どこまでも3Dモデルを作り続けてもきりがない状態に陥りませんか?
世の中には3Dモデルでは表現できない概念はいくらでも存在しますよね? 例えば会社とか哲学とか法律とか。 それらの表現はどうするのでしょうか?
よろしくお願いします。
karat様
応援、ありがとうございます。 ようやく、公開できました。 技術的には、それほど難しいことじゃないんですけど、形にするには、技術とは関係ない、いろんな要因が作用して、なかなか進まないものです。 お金と人と時間ってことですけど^^;
会社とか学校は、建物だけじゃなくて、組織としても意味がありますよね。 この動画でも説明してましたけど、会社組織は、ピラミッド型のデータモデルで、「昇進」といったメソッドを持つって感じです。 つまり、「組織」が一種の世界で、世界の構造と、その世界での動きをメソッドとして定義すれば、「〇〇課長が部長に昇進した」って言葉の意味を理解できるはずです。 3次元以外の世界も、こうやって定義していくことになると思います。 その他、第25回「言語を再定義」では、「所有権世界」というのを定義して、その中で、「もらう」とか「盗む」って言葉を定義しました。 法律の世界も、一部に「所有権世界」を持っていると考えられるわけです。 こうやって、あらゆる言葉を定義していけば、会話ができるようになると思ってます。 ただし、膨大な言葉があるので、まず目指してるのは、小学1年生ぐらいの会話ができるものです。 その段階になって、出来るものとできないものが見えてくると思っています。
クオリアの謎を解決させました。
お久しぶりです。 突然ですが、前にもロボットの痛みのクオリアについて書き込みしましたけど ロボットのクオリアについて検索したら、前野隆司先生の論文を発見しました。
ロボットの心・意識を作る http://lab.sdm.keio.ac.jp/maeno/papers/bioindustry2009.pdf
4ページしかない短い論文ですけど まさに、私が疑問に思っていたロボットの痛みのクオリアについて書かれていました。
しかし、クオリアが発生する仕組みについては分からずじまいで、以下のように書かれています。
>人間のクオリアは、どのようにして作られるの かは不明であるが、脳のニューラルネットワーク によって、あたかも今ここにあるかのように感じ られるように作られている。
では、人間のクオリアがどのように発生するのか考えてみました。 鍵となるのは、意識の仮想世界仮説です。 すみません。たしか同じ説明を別の記事のコメント欄で田方さん自身が説明していましたよね。 自分なりに説明させて下さい。
痛みは目に見えない物で、イメージしづらく分かりにくいので、ここでは単純に赤のクオリアに限定します。 頭の中に仮想世界を構築して、それを認識するモデルが意識です。 目からの信号が視覚情報として、赤を仮想世界に構築して それを認識することによって、赤のクオリアを感じるのでは?と思います。 他の五感も同じ信号である事に変わりはありませんが、感覚器官の違いでクオリアは変わるのだと思います。
問題は、なぜこの仕組みでクオリアが生まれるのか?という疑問ですが それは、なぜ光速は不変なのか?という光速度不変の原理と同じようなもので 「それはもう原理であるので、理由はない」と考えるしかないのでは?と思いますが、如何でしょうか?
お久しぶりです。 いつも、質問、ありがとうございます。 今回の質問は、かなり本質的な質問ですねぇ。
ほんと、そう答えるしかないように思います。 でも、それじゃぁ、あんまりなんで、もう少し考えてみました。
「なぜこの仕組みでクオリアが生まれるのか?」は、「なぜ、人は、クオリアを感じるのか?」と同じと考えます。 おそらく、「なぜ?」というタイプの質問にヒントがあるように思います。
たとえば、「なぜ、太陽系は太陽を中心に回ってるの?」という質問に答えるには、太陽系システムを支える重力というものを俯瞰して見る視点が必要だと思います。 つまり、一つ上のメタな視点を持たないと、「なぜ?」に対して答えれないんだと思います。 「なぜ?」の問いを発する人が、システムに組み込まれてるのが、「なぜ、太陽を中心にまわってるの?」の質問と異なってると思うんです。
これは、コンピュータの知能について考えたアラン・チューリングが考えてたのと同じだと思います。 詳しくは、YouTubeの第103回「チューリングテスト」を参考に見てもらったらいいと思うのですが、 チューリングがチューリングテストを考えたとき、思い描いてたのはゲーデルの不完全性定理だと思っています。
なぜ、クオリアを感じるかは、ゲーデルの不完全性定理と同じく、構造的に答えれない質問になってるんじゃないかなと思っています。 「クオリアが生まれる構造はこうなっている」とまでは説明できますけど、「なぜ?」かの理由は、クオリアを感じる人がクオリアのシステムに組み込まれてるので、メタの視点から説明できないってことになるんじゃないでしょうか。
難しい問題ですよねぇ。
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マインド・エンジン公開おめでとうございます。
今までにないタイプの自然言語処理ですね。
人間が頭の中で考えているようなわかりやすいイメージです。
ところで、このマインド・エンジンには懸念があります。
Cycプロジェクトの常識みたいに、どこまでも3Dモデルを作り続けてもきりがない状態に陥りませんか?
世の中には3Dモデルでは表現できない概念はいくらでも存在しますよね?
例えば会社とか哲学とか法律とか。
それらの表現はどうするのでしょうか?
よろしくお願いします。
karat様
応援、ありがとうございます。
ようやく、公開できました。
技術的には、それほど難しいことじゃないんですけど、形にするには、技術とは関係ない、いろんな要因が作用して、なかなか進まないものです。
お金と人と時間ってことですけど^^;
会社とか学校は、建物だけじゃなくて、組織としても意味がありますよね。
この動画でも説明してましたけど、会社組織は、ピラミッド型のデータモデルで、「昇進」といったメソッドを持つって感じです。
つまり、「組織」が一種の世界で、世界の構造と、その世界での動きをメソッドとして定義すれば、「〇〇課長が部長に昇進した」って言葉の意味を理解できるはずです。
3次元以外の世界も、こうやって定義していくことになると思います。
その他、第25回「言語を再定義」では、「所有権世界」というのを定義して、その中で、「もらう」とか「盗む」って言葉を定義しました。
法律の世界も、一部に「所有権世界」を持っていると考えられるわけです。
こうやって、あらゆる言葉を定義していけば、会話ができるようになると思ってます。
ただし、膨大な言葉があるので、まず目指してるのは、小学1年生ぐらいの会話ができるものです。
その段階になって、出来るものとできないものが見えてくると思っています。
クオリアの謎を解決させました。
お久しぶりです。
突然ですが、前にもロボットの痛みのクオリアについて書き込みしましたけど
ロボットのクオリアについて検索したら、前野隆司先生の論文を発見しました。
ロボットの心・意識を作る
http://lab.sdm.keio.ac.jp/maeno/papers/bioindustry2009.pdf
4ページしかない短い論文ですけど
まさに、私が疑問に思っていたロボットの痛みのクオリアについて書かれていました。
しかし、クオリアが発生する仕組みについては分からずじまいで、以下のように書かれています。
>人間のクオリアは、どのようにして作られるの かは不明であるが、脳のニューラルネットワーク によって、あたかも今ここにあるかのように感じ られるように作られている。
では、人間のクオリアがどのように発生するのか考えてみました。
鍵となるのは、意識の仮想世界仮説です。
すみません。たしか同じ説明を別の記事のコメント欄で田方さん自身が説明していましたよね。
自分なりに説明させて下さい。
痛みは目に見えない物で、イメージしづらく分かりにくいので、ここでは単純に赤のクオリアに限定します。
頭の中に仮想世界を構築して、それを認識するモデルが意識です。
目からの信号が視覚情報として、赤を仮想世界に構築して
それを認識することによって、赤のクオリアを感じるのでは?と思います。
他の五感も同じ信号である事に変わりはありませんが、感覚器官の違いでクオリアは変わるのだと思います。
問題は、なぜこの仕組みでクオリアが生まれるのか?という疑問ですが
それは、なぜ光速は不変なのか?という光速度不変の原理と同じようなもので
「それはもう原理であるので、理由はない」と考えるしかないのでは?と思いますが、如何でしょうか?
karat様
お久しぶりです。
いつも、質問、ありがとうございます。
今回の質問は、かなり本質的な質問ですねぇ。
ほんと、そう答えるしかないように思います。
でも、それじゃぁ、あんまりなんで、もう少し考えてみました。
「なぜこの仕組みでクオリアが生まれるのか?」は、「なぜ、人は、クオリアを感じるのか?」と同じと考えます。
おそらく、「なぜ?」というタイプの質問にヒントがあるように思います。
たとえば、「なぜ、太陽系は太陽を中心に回ってるの?」という質問に答えるには、太陽系システムを支える重力というものを俯瞰して見る視点が必要だと思います。
つまり、一つ上のメタな視点を持たないと、「なぜ?」に対して答えれないんだと思います。
「なぜ?」の問いを発する人が、システムに組み込まれてるのが、「なぜ、太陽を中心にまわってるの?」の質問と異なってると思うんです。
これは、コンピュータの知能について考えたアラン・チューリングが考えてたのと同じだと思います。
詳しくは、YouTubeの第103回「チューリングテスト」を参考に見てもらったらいいと思うのですが、
チューリングがチューリングテストを考えたとき、思い描いてたのはゲーデルの不完全性定理だと思っています。
なぜ、クオリアを感じるかは、ゲーデルの不完全性定理と同じく、構造的に答えれない質問になってるんじゃないかなと思っています。
「クオリアが生まれる構造はこうなっている」とまでは説明できますけど、「なぜ?」かの理由は、クオリアを感じる人がクオリアのシステムに組み込まれてるので、メタの視点から説明できないってことになるんじゃないでしょうか。
難しい問題ですよねぇ。