あなたの思ってる宇宙人なんて存在しない。脳を捨てよ、宇宙へ出よう。

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子供のころから不思議でした。
なんで、テレビや映画に出てくる宇宙人は地球に攻めてくるんだろう?
なんでも、地球の資源が目当てだとか、人間を食べるためだとか・・・
まぁ、なかには、友好的な宇宙人もいましたけど。

わからないのは、そういうことじゃありません。
はたして、まったく違う星で生まれ育った宇宙人とコミュニケーションが成り立つのかってことです。

地球を攻撃するにしても、地球人と友達になろうとするにしても、そう考えるには、まず、自分と相手を認識しないといけませんよね。
じつは、そこから疑わないといけないんですよ。

脳について調べていくと、「自分」というものが、いかにして複雑な情報処理で作られるかがわかります。
脳がちょっと損傷すると、自分と他人の区別がつかなくなったり、自分の体の一部が消えたり現れたりします。
脳のある場所を刺激すると、幽体離脱を経験します。

何が言いたいかっていうと、「自分」っていうのは、脳というプログラムが作り上げた一種のデータです。
「自分」というデータを作ったから、他人というデータも認識できます。

そこまでできて、初めて、地球を攻撃しようとか、地球人と仲良くなろうって考えれるんです。
まして、宇宙人が言語を使ってコミュニケーションをするなんてありえません。

 

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