【文法道具起源説】道具をつかうことが文法を進化させた説

【文法道具起源説】道具をつかうことが文法を進化させた説

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またまた言語のとんでもない仮説を聞きました。
「文法道具起源説」です。
この仮説は意外と新しくて、さっき、僕が思いつきました。

あっ、僕は名前を考えただけで、中身を考えたのはラマチャンドラン博士です。

言語の起源説っていっぱいあって、正直、そのほとんどがふざけた名前ばかりですよ。

たとえば「ワンワン説」とか「ドンドン説」とか「エンヤコラ説」とかです。
「ワンワン説」というのは、動物の鳴き声を真似したのが起源というわけです。
他は推して知るべし。

というか、こんなことを学会でマジメに議論しているのが笑えます。

俺はワンワンだ!
私はエンヤコラよ!

とかいってたんですかねぇ。
いずれにせよ、根拠が薄っぺらいです。

それに比べて、文法道具起源説はレベルが違います。
脳の具体的な領野、失語症、チンパンジーとホモサピエンスの道具の違いなどから言語の起源を解明するんです。
なかなか奥が深いでしょ。
そして、解明するのは文法です。

言語の起源で、文法の起源に言及したのはあまり聞いたことありません。
チョムスキーは文法は脳のなかにあると言いましたけど、それがどうやって生まれたかについては語っていません。

なかなか興味深い話ですよ。

 

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