【言語の本質】今井むつみ著 エンジニアが解説

【言語の本質】今井むつみ著 エンジニアが解説

このエントリーをはてなブックマークに追加

今回は、今井むつみ著『言語の本質』の紹介です。


この本、YouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」で、時々、ゲストで出演してる言語学者の今井むつみ先生の最新作です。
本の中でも、「ゆる言語学ラジオ」の話があちこちにちりばめられていました。

この本、結構売れてるみたいで、つい先日、NewsPicksのWeeklyOchiaiで落合陽一と今井先生が対談していました。
『言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか』今井むつみ/秋田喜美 

これ聞いて、「えっ?!」っと思いました。
よく、テレビで共演NGってあるでしょ。
ダウンタウンととんねるずとか。

ネットでもあるとすれば、「ゆる言語学ラジオ」の堀本見と落合陽一は、間違いなく共演NGです。
Webライターの堀本さんは、以前、「【サバの話だったの?】WEEKLY OCHIAIというコント、あるいは地獄について
という落合陽一を小ばかにしたネット記事がバズったことがありました。

内容は、落合陽一が投げかける意味の分からない話にインテリゲストたちが、さもわかってるかのように返しをしないといけないというNewsPicksの地獄絵図を、面白おかしく記事にしたものです。

落合陽一の話がどんな話かというと
「つまり、生物的デジタル処理と、あとなんだっけ、・・・あれだ、地球が生まれて何億年っていうじゃないですか。46億年かけて作ったイテレーション?
イテレーションによって出てきた結果、例えば、サバの背中の模様ですけど・・・」
って、こんな調子です。

まぁ、確かに、こんな会話についていくのは地獄ですよね。
あれだけ大風呂敷を広げて、結論は「サバの背中か!」ってオチです。

この後、どうなったかって言うと、NewsPicksから記事削除の要請が来たそうです。
それでも消さなかったらNewsPicksのアカウントがバンされたってことでした。

この話を鮮明に覚えてたものだから、この対談、冷や冷やして見てました。
昔、今田耕司がとんねるずの番組に呼ばれて、「お前はどうせ、ダウンタウン一派だろ」っていわれて、タジタジになっていたのを思い出しました。
「お前はどうせ、堀本一派だろ」とかっていわれて、今井先生が、タジタジにならないか心配でした。

結果は、「ゆる言語学ラジオ」の話は、一切、触れられませんでした。
おそらく、NewsPicks側から、きつく止められてたんでしょうね。

まぁ、そんな話はともかく、この本、かなり面白かったですよ。
最後に、言語の本質の仮説が書いてあります。
今回の動画は、その仮説を、エンジニアである僕が、さらに大胆に発展させた仮説の話です。
こっちも、なかなか面白いですよ。

ちなみに、落合陽一が言ってた「サバの背中の模様」って、アラン・チューリングが晩年に発表したチューリング・パターンのことです。

自称、衒学者の堀本見でも知らない話なので、そりゃ、誰もついていけないですよね。

 

 

最後に、SWS2019で撮った落合陽一と僕のツーショットもおいておきますね。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です