電子書籍出版【普通に会話ができる ドラえもんの心のつくり方】
電子書籍出版【普通に会話ができる ドラえもんの心のつくり方】
本を読まなくなって、ずいぶん経ちます。
でも、昔は本ばかり読んでました。
文体ってのに憧れてたんです。
誰が書いたか見なくても、文章読むだけで分かるとか。
本好きの人なら、わかりますよね。
この感覚。
僕らの世代は、みんな、村上春樹文体にやられちゃいましたけど。
でも、あぁいうのは、真似しても、書けないです。
持とうとしても、なかなか、自分の文体って持てないんですよね。
語尾とか、表現の話じゃないんです。
なんというか、その人自身が、にじみ出るって感じです。
さて、本題です。
YouTubeの内容を本にしました。
キンドルで電子書籍で出しました。
YouTubeは100本撮ってからがスタートだ!
週3本上げろ!
そう言われて、今年一年、必死で上げました。
毎回、死ぬ思いでネタ出ししてました。
他のYouTuberは、よく、あれだけ上げれるなぁって感心してました。
ある時、気づいたんです。
他のYouTuberって、やってることが、ちょっと違ってたんです。
本やマンガの紹介だったり。
製品レビューや、いろんなジャンルを分かりやすく解説したり。
どうも、ネタは外から持ってくるみたいなんです。
オリジナルなネタを毎回出してるわけじゃないんです。
これに気づかせてくれたのはYouTuberのイケハヤ(イケダハヤト)さんでした。
YouTubeコンサルもしてるので、100本上げてから見てもらいました。
ジャンルをこうすべきとか、サブチャンネルに分けるべきとか、いつも、淡々とアドバイスしてました。
僕は、何て言われるかと思ってたら、思ってたのと全然違うこと言われました。
ほーーー!凄まじい!これはいいですね!大好きです!
これは書籍向きです。Kindleで出しましょう。
あぁ、そうなのか。
僕のは、YouTube向きじゃないんだ。
ようやく気付きました。
そこで、最初の20本程の動画をKindleで出すことにしました。
最も、重要な理論を書いてるところまでです。
書籍化にあたって、改めて読み返してみましたけど、
よくもまぁ、毎回、これだけのネタを考えたなぁと、自分でも感心します。
全て、オリジナルです。
よく、アイデアはインプットが大事だって言いますよね。
でも、僕は、インプット0です。
毎回、0から生み出してます。
生み出してると言うか、降りてくるんです。
もう出ないと思っても、不思議と降りてくるんですよねぇ。
誰か分からないですけど、感謝しかありません。
いつも、ありがとうございます。
そして、改めて読み直してみると、あることに気づきました。
これって、独特の文体だよなぁ。
このグルーヴ感は、どこで生まれたのかなぁ。
YouTubeやってたからかなぁ。
田方文体です。
田方節、炸裂してます。
でも、エピグラフ(巻頭の言葉)は、村上春樹です。
いつか、本を書くなら、エピグラフはこれしかないって、
20年前から決めてました。
本好きって、エピグラフとか、入れたがるんですよね。
自己満足でしかないですけど。
そんなわけで、よかったら、読んでください。