体はあっても感覚が消えると、【自我】も消えるのか?!

体はあっても感覚が消えると、【自我】も消えるのか?!

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もし、体の感覚がなくなったら?
体の感覚といっても、皮膚感覚とかじゃないですよ。
じつは、6番目の感覚ってのがあるんです。
それを、固有感覚っていいます。

あまり聞いたことないと思いますけど、これは、関節とかからのフィードバックなどです。
関節がどのくらいの角度曲がってるかって感じるのは、この固有感覚があるからです。

さて、今回の主人公、クリスティーナは、全身の固有感覚が消えるという珍しい病気になりました。
固有感覚が消えるとどうなると思います?

なんと、全く体を動かせなくなるんですよ。
ちゃんと筋肉はあるんですよ。
でも、体が動かせないんです。

一体どういうことなんでしょう?
クリスティーナは、必死のリハビリのおかげで、何とか体を動かすことができるようになりました。
でも、大切なものを失ったようです。

それは、自我です。
自分です。
自分の体を感じれなくなると、自分も消えてしまうんですよ。

自分っていったい何?
体の本当の意味、そんなことを考えさせられる話です。

 

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