【マインド・エンジン】絶対不可能といわれていたコンピュータによる言葉の意味理解。ついに成功したので公開します。
【記憶喪失1】記憶が消えて失うものと残るもの
【記憶喪失1】記憶が消えて失うものと残るもの
朝、目が覚めると、見覚えのないベッドで寝ています。
「えっ? ここはどこ?
俺はいったい誰なんだ?」
目の前の壁にはA4に拡大した免許証が貼ってあります。
「大庭英俊」
そうか、俺は「大庭」というのか。
大庭さんは、朝起きて、自分の名前と自分の人生を確認するところから一日が始まります。
41歳で記憶喪失になって以来、これが大庭さんの毎朝の日課です。
ただ、大庭さんは、自分の名前や過去を忘れても、総理大臣の名前は思えてたりします。
記憶を失うとは、いったい、どういうことなんでしょう?
いや、それ以前に、記憶って何なんでしょう?