【クララとお日さま①】ノーベル賞作家、カズオ・イシグロが描くAI　全ストーリ紹介《完全ネタバレ》

カズオ・イシグロがノーベル文学賞を取ったのは、２０１７年のことだったんですね。
その前年のボブ・ディランの受賞が、あまりにも衝撃的だったんで、印象が薄くなってましたけど。

ノーベル文学賞って、馴染みがない人がほとんどですけど、カズオ・イシグロなら、僕でも名前を知ってます。
綾瀬はるか主演で日本でもドラマになった『わたしを離さないで』なんかもありますしね。
文学文学してなくて、ちゃんとストーリーのある小説を書く人みたいです。

そんなカズオ・イシグロが、ノーベル文学賞受賞後、初の小説を発表しました。
それが、今回取り上げる『クララとお日さま』です。

何で取り上げたかと言うと、この小説、主人公がAIロボットなんです。
心をもったAIです。
取り上げないわけにはいかないですよね。

読んでみると、もう、いろいろ言いたいことがいっぱい出てきました。
AIのことだけじゃなくて、政治のこととか、もう、いっぱいです。

それを早く言いたいのですが、それを説明するには、まずは、ストーリーを理解してないといけません。
そこで、今回は、全ストーリーを15分で紹介します。
ラストシーンまで、完全ネタバレで話しますよ😚