脳を食べると感染する病原体【プリオン】は、なぜ生化学的にあり得ないなのか

脳を食べると感染する病原体【プリオン】は、なぜ生化学的にあり得ないなのか

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狂牛病とかクロイツフェルト・ヤコブ病とか名前だけは憶えています。
かつて世界中で大騒ぎになりましたよね。
脳が溶けるとか、脳を食べると感染するとか。
そんな恐ろしいイメージだけ覚えています。

今回、改めてそのメカニズムを聞くと、もっと恐ろしくなりました。
感染源のプリオンはタンパク質です。
タンパク質だけで増殖するんです。
これってトンデモナイことなんですよ。
だって、タンパク質はDNAもRNAも持ってないんですよ。
それなのに自己を複製した増殖するんです。
生化学的にあり得ないんです。

さらに、それは脳を介して感染するんです。
脳を介してというのは、具体的には脳を食べると感染するんです。
だから、この病気が人間で最初に発見されたのは、パプアニューギニアの人肉食をする未開の民族でした。

じゃぁ、なぜ、それが文明社会で感染するのか?
この病気の裏には、あり得ないことが何重にも重なって起こっていたんですよ。
それは、現代社会の闇と、ダーウィンも想定してなかった全く新しい進化です。
表のニュースからは見えてこない真実が垣間見えてきました。

 

 

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