【自閉症】の描く絵は【芸術】といえるのか？　スティーブン・ウィルシャー

今回のテーマ、かなり攻めてます。
攻めてるのは僕じゃなくて、オリヴァー・サックスです。

自閉症のなかで特殊な能力を持ってる人のことをサヴァン症候群っていいます。
写真記憶とかが有名です。
一度みただけで写真のように記憶できます。
しかも、それを記憶だけでそっくりそのまま絵に描ける人もいます。

今回紹介するスティーブン・ウィルシャーもそんな画家です。
それは、見事としか言いようがありません。

ただ、それが芸術といっていいのかといわれると、どうなんでしょう？
ただのコピー機じゃないですか？
そもそも芸術って何なんでしょう？

少なくとも、芸術を生み出すには「心」は必要ですよね。
じゃぁ、自閉症の人に、心はあるんでしょうか？

ねぇ、かなり攻めてるでしょう。
サックス博士は、ウィルシャーに長年付き添って、いろんなテストをします。

芸術を理解してるのか？
心はあるのか？
自分というものを持っているのか？

いろんなことを考えさせられます。