感情とは 認知パターンって何?

感情とは 認知パターンって何?

認知パターンを使えば、相手のいいたことを一言でまとめれます

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人間は、喜んだり、悲しんだり、感謝したり、恨んだりと、さまざまな感情を持っています。
感情だけでなく、善とか悪といった概念も持ちます。
さらに、神や悪魔といったものも理解できます。

感情や、善悪、神や悪魔といった概念は、誰もが理解することができます。
呼び方は違っても、世界中のあらゆる文化に、神や悪魔が存在します。

考えてみれば不思議です。
全く交流のない文化にも、同じような神や悪魔が存在するのですから。
これは、どういうことかというと、このような概念は、教えられて生み出したのでなく、生まれながらにして持っている概念といえます。
人の心には、生まれながらにして、感情、善悪、神、悪魔といった概念を理解する機能があるということです。

つまり、これらの概念は、人間の心の根本的な機能といえます。
これらの概念を、コンピュータで扱えれば、ロボットの心を作ることができるのです。

しかし、コンピュータは、単なる計算機です。
足したり、引いたりといった計算しかできません。
どうやって、感情や善悪といった概念をコンピュータで計算することができるのでしょうか?
今回は、このことについて考えていきます。

 

相手の気持ちを理解するには、相手の感情を抽出できなければなりません。
感情を抽出するのに、ロボマインド・プロジェクトでは、パターンに当てはめて抽出します。
嬉しいや悲しいといった単純な感情だけでなく、善悪や、倫理観など幅広く扱うので、このパターンのことを認知パターンと呼ぶことにします。

まずは、基本的な感情について説明します。
人間に限らず、あらゆる生物に共通する欲求として、「快を求め、不快を避ける」というものがあります。

快を求めるとは、食欲とか性欲とか睡眠欲といった生物が生きるのに必要な行動です。
不快を避けるとは、捕食者から逃げるとか、暑さ、寒さ、痛みを避けるといった、自分自身を守るのに必要な行動です。

この基本欲求は、生物により中身が異なりますが、バクテリアから人間まで全てに共通します。
人間の場合なら、快として、お金や名誉といった物も含まれます。

快・不快は得する、損するとも言い換えられます。
そして、快を得られれば、楽しい、嬉しいといった感情が発生し、快が得られなければ、悲しいといった感情が発生します。

 

次に、自分の欲求でなく、相手の欲求に注目してみます。
相手が快を得たり、得をする場合、相手が不快となったり、損する場合です。

実は、善悪といった人間社会の基本原則は、相手の快・不快で決定されるのです。
たとえば、相手が快、得をする行動を取ることが善で、相手が不快、損をする行動を取ることが悪なのです。

 

 

他人にプレゼントする場合を考えてみましょう。
プレゼントするのは善いことですよね。
これを、先ほどの善悪ルールに当てはめてみると、相手はプレゼントをもらって得をしますので、プレゼントを贈るのは善い行いとなります。

他人の物を盗むのは悪い行いですよね。
この場合も、善悪ルールに当てはめると、相手は損をするので、他人の物を盗むのは、悪い行いとなります。

困ってる人を助けると、相手は快を得るので、困ってる人を助けるのは善い行いです。
逆に、人が困ることをすると、その人は不快となるので、それは悪い行いです。

相手が複数となって社会全体となっても、このルールは成立します。
道端にゴミを捨てるのは、町が汚くなってみんながこまるので悪。
道に落ちてるゴミを拾うのは、町がきれいになってみんなが喜ぶから善。

コンピュータで文を処理するとする場合を考えると、文章から、対象とする人物が得するか損するかを計算し、得する行動が善、損する行動が悪となります。
善悪といった社会的、倫理的な命題が、こんな簡単な計算で解けるのです。

善や悪といった抽象概念を人の形として具現化し、強大な力を与えられたものを考えてみましょう。
そらが神、悪魔なのです。
これで、神や悪魔といった概念もコンピュータで理解可能となります。
このようにして、人間の心の基本的な機能がコンピュータで実現できるようになります。

 

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